住宅ローン金利 低金利に?

長期金利、マイナス続くと 住宅ローン引き下げ可能性、銀行手数料値上げも

国債の利回りがマイナスになること自体は実は初めてではない。日銀が2013年4月、銀行などから国債を大量に買い込む大規模な金融緩和を始めて以降、国債の価格が上がり、利回りが下がった。満期2年物では14年11月、満期5年物では15年1月に初のマイナスをつけた。

先月29日に日銀がマイナス金利政策の導入を決めた後はこの傾向が加速。満期10年未満はマイナスに沈み、10年物国債のマイナス化は時間の問題だった。

日本だけの現象でもない。欧州中央銀行(ECB)は原油価格の下落などからデフレ懸念がぬぐえないと、14年6月にマイナス金利政策を導入。ユーロ圏外のスイスやデンマークも自国の通貨高を避けるため同政策を導入している。

この効果が出て市場での金利水準が大きく下がり、ドイツでは国債の利回りが満期8年までマイナスに。スイスでは満期15年までマイナスになっている。

長期金利はさまざまな金融商品の金利の目安になるため、マイナスが続けば今後、住宅ローン金利が一段と下がる可能性がある。デンマークでは、借りると「利息」をもらえる住宅ローンまで登場した。一方、銀行が収益確保のために、一部で引き下げ始めた預金金利をさらに下げたり、サービスの手数料を上げたりして、消費者にとって不利益が生じるおそれもある。生命保険でも、金利低下で運用難となり、貯蓄性の高い保険商品などでは保険料の事実上の値上げがあるかも知れない。
                   (  朝日新聞 2016/02/10  )

2016年2月9日にとうとう、長期金利(10年物国債)がマイナス金利に突入する事態に陥っています。この長期金利は、住宅ローンの金利に大きな影響を与える指標です。
予想の範囲ですが、少なくとも3月の住宅ローン金利は驚異的な低金利になる可能性が高く、人気の住宅ローンに申込みが殺到する可能性があります。

異常事態ですので、4月以降の金利は一気に上昇することもありえます。この超低金利での住宅ローン借り入れ・借り換えを考えている方は住宅ローンは申込みから・審査・融資実行まで2週間~1か月かかるのが一般的ですので早めに借り入れ候補の銀行に申し込みを行うと良いでしょう。